都合の良い言葉があります。「VE提案」という言葉です。「V」はバリュ(価値)で、「E」はエンジニアリング(技術)で各々の頭文字をとった言葉です。価値の技術、即ち、価値を創り出す技術ですから、(1)新しい価値をどのように生み出すか。(2)この価値を損なわずに、技術知識を駆使して同様の価値をどのような方法で生み出すか。この2つの方法があるのです。そこで、コストダウンと言わずレベルダウンと言わずに粗利益を確保する方法は、(2)の方法を使ったVE提案ということになります。お客様の要望する価値を損なわず、技術知識を駆使して同様の価値をどのような方法で生み出すかが工事管理担当者の腕になりましょう。そうしますと、お客様の要望する「価値」の内容が問題になってきます。お客様の真の要望は何か。それを知るためには、VE提案をお客様と設計士と膝を突き合わしての話し合いが必要になってきます。「これはどのようなお考えで必要になるのでしょうか」「この価値を損なわずに別な方法を提案してよろしいでしょうか」
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