マンションは普通、築10年目で最初の大規模修繕を行う。この費用をまかなうには100戸規模のマンションで二戸当たり月額1万円以上の積み立てが必要だ。見方を変えれば築10年までに一戸当たり120万円程度の積立金がプールされていないといけないわけだ。ところが不動産業界の奇妙な商慣習で修繕積立金は、管理費の10〜20%に設定されているケースが多い。管理費1万5000円なら1500〜3000円、1万円なら1000〜2000円といった具合だ。
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これでは10年たっても前者で18〜36万円、後者では12〜24万円しかプールされない。120万円との差額は64〜88万円にもなる。築10年目の最初の修繕を計画どおり実行するには、この差額分を一時金として徴収せざるを得ないのである。
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